【レビュー】Coway Airmega 250は子育て家庭にはオススメしないスタイリッシュな空気清浄機

レビュー

 Coway AIRMEGA 250 の購入を検討しているけど、レビュー記事が少なくてためらっていませんか。こちら3歳未満のお子さんがいる子育て中の家庭以外は非常にオススメする空気清浄機です。
2023年の花粉シーズンを含め、Coway AIRMEGA 250 を半年間使用しましたので、良いところ悪いところ含めて詳しく解説します。

Cowayとは

日本ではあまり知られていないメーカーですが、Cowayは1989年に韓国ソウルで創業したライフケアカンパニーです。

”COWAY(コーウェイ)は、世界の人々のすこやかで快適な暮らしをサポートするライフケアカンパニーです。”

https://coway.jp/pages/brand-story

2020年の販売実績としては 120万台の空気清浄機を全世界で販売しており、同年の日本の空気清浄機の販売台数が360万台程度であることを考えると、
かなりのボリュームの空気清浄機を販売しているメーカーである。

Coway AIrmega 250は中型の空気清浄機で商品スペックを見ると ”清浄時間:8畳(13㎡)を8分” ”適用床面積の目安:〜57㎡(35畳)” となっており、
主にリビングなど居室より広い空間に置かれることを想定している空気清浄機である。
実際、僕も10畳ほどのリビングに配置して使用している。

ここから半年ほど使用して感じた良いところ、悪いところを説明しようと思う。

良いところ/気に入っているところ

外観 かっこいい

 Cowayはデザインに力を入れている会社であり、Airmega 250も清潔かつスタイリッシュなデザインだ。ボタンも全てタッチセンターとなっており、機能性こそあれど、ボタンが目立たない。さらに空気を吸う表面の凹凸が裏面では反転しているところなど、さりげないオシャレさが垣間見える。
また、本体色は一色のみであるが、落ち着きのあるグレージュというカラーになっている。
*2023年8月現在

空気清浄が出来ている 

空気清浄機としての大前提であるが、Airmega 250は空気清浄機の役割を果たしていることを花粉爆発の 2023年に実感した。わが家では Airmega 150 を玄関入口に Airmega 250 をリビングに配置しているが、花粉シーズンの時に花粉症状が和らいだように感じた。また、フィルターを掃除する度にフィルターが埃をかぶっている為、ちゃんと役割を果たしていることを目視で確認できている。

掃除が楽

Airmega 250も表のカバーを開けばプレフィルターが引き出し可能

一般的に空気清浄機は空気を吸い込んで複数のフィルターを通して、空気を浄化する構造となっている為、どうしてもフィルター掃除が発生してしまう。中には掃除機でのフィルター掃除は一切不要で半年に1回程度フィルター自体を買い替える製品もあるが、ランニングコストは高くなってしまう。なので、空気清浄機の性能をフルに生かしたい場合、たいていの空気清浄機はエアコンのフィルターのような大きい粒子を捉えるフィルターを定期的に掃除機で吸わなければいけない。
 
 Airmega 250も同様に掃除機でフィルター掃除が必要だが、非常に簡単だ。
 表のカバーを引っ張り、プレフィルターが見える状態になるため、このフィルターを引き抜き掃除で大きい埃を吸い取るだけである。
 
 背面に吸気口とフィルターがある国内空気清浄機は一旦空気清浄機を背面から動かしてから カバーを外し、フィルターを外すという作業であったため、徐々に空気清浄機のフィルター掃除をする頻度が下がったため、本来の性能を活かしきれていなかったと思う。Airmega 250は手入れの楽さからメンテナンスランプが点灯した際は直ぐにフィルター掃除が出来ている。

壁寄せスタイルに合う

デザインが四角いことと併せて、吸気口が前面にのみ配置してあるため、壁に”ほぼ”ピタリとつけることが出来る。ほぼピタリというのは、Airmega 250は電源コードも背面から出ており、でっぱりがあるため少し空間を空ける必要があるためだ。ただ、前面のみの吸気口で側面からの吸気はないので、部屋の角においても問題ない。

機能がシンプル

国内空気清浄機では加湿機能も備わっている機種もあるが、Airmega 250は空気清浄の機能のみである。また構造も非常にシンプルで室内の空気を協力に吸い取り、複数層のフィルターを通して空気に含まれている粒子を捉え、綺麗な空気を上部から排出する形だ。そのため、製品としての納得感がある。
 
 さらに空気の状況を見て強度を変更させる “smart”モード、センサーの反応を一時的に上げる “kafun”モード、風速を抑える “sleep”モードに加え、手動で強度を三段階の中から変更できる。
 また1・ 4・8時間後に電源オフになるタイマーもあることに加え、本機種には Airmega 150にはない待望の “チャイルドロック”ボタンも備わっており、必要十分の機能が備わっている。

上記の通り非常に優秀な空気清浄機であり、気に入っているが悪いところ、気になるところもある。

悪いところ/気になるところ

チャイルドロックの位置が悪い

Airmega 250の唯一といっていい致命的な欠点は ”チャイルドロックがチャイルドロックの役割を果たしている” ことだ。僕は以前から Airmega 150を使用して非常に気に入っていたが、チャイルドロックがなかったため、0歳が徘徊しているリビングでの使用は避けていた。しかし、このAirmega 250はチャイルドロックが搭載さていることを知り、購入したわけだが、チャイルドロックが全く使えない。
 なぜならば、このタッチセンサーのボタンは他のボタン同様に上部に配置しており、0歳の長男がいつも手を乗っけてしまい、感度の高いタッチセンサーが反応してしまい、知らずのうちにチャイルドロックを解除しているのである。

 もし改善するのであれば、押す力が必要な物理ボタンに変更するか、もしくは子供が触れない位置にタッチセンサーを配置するべきだろう。これはスマートなデザインを優先した故の弊害だと思うが、機能を果たさないボタンは無意味だと思うので、次機種では改善を期待したい。

フィルターが高い

 これはネットの書き込みでも良く見るポイントだが、確かにAirmega 250のフィルターは少々高いように感じる。Airmega 250には定期的に掃除機で掃除するフィルターの他に MAX 2 Green フィルターを定期的に交換する必要があり、値段は 9,000円程度。国内製空気清浄機で10年間もフィルター交換が不必要と謳われている製品を見ると、毎年の交換はコスト的に高いと感じる。
 しかし、毎年9000円で花粉シーズンの辛さを緩和してくれるのであれば、個人的には目をつぶろうと思う。。。

*説明書によると最大風量8時間/日稼働で1年間に1回交換が必要とのこと 

まとめ

 Airmega 250はシンプルでエレガントな空気清浄機。Airmega 150にはなかったチャイルドロックが新たに追加された機種ではあるものの、
チャイルドロックが本来の役割を果たさない可能性が非常に高いので、その点に関して問題がなければオススメできる機種だ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました